取組を考えるうえで大切な視点未来の可能性を見据えて取組を考える

今の取組が未来にどうつながるかを意識する

試行的実践(社会実験等)を行い、その効果を検証し、本格実践へ移す取組もそうですが、対症療法的な取組への投資を避け、中長期的な視点で、限られた人的・財政的資源をより効率的・効果的に活用する姿勢が、これからの時代は特に重要となります。

暮らし方・働き方を変える新たな技術の開発や運用動向に着目する

パーソナルコンピューターや携帯電話、スマートフォンが、わたしたちの生活を変えたように、10年後、20年後、新たな技術やエネルギーが開発され、わたしたちの暮らし方や働き方が大きく変わるかもしれません。

これまで、地域課題となっていたことが新たな技術で解決が図られるかもしれません。

技術開発は、日進月歩で進みます。こうした動向にアンテナを張り、まちづくりへの活用を模索する姿勢を持つことが大切です。

開発や活用が進む新たな技術の例

水素エネルギー

燃料電池の燃料となる水素と空気中の酸素との電気化学反応から電気エネルギーを直接取り出すため、発電効率が高く、CO2排出量も低く、環境負荷低減や省エネルギーを実現する手段として注目されており、実用化に向けた検討が進められています。

自動運転技術

自動運転は、公共交通の担い手不足や高齢化に伴う外出機会の減少を克服する技術として、実現への期待が高まっています。超高齢化が進む中山間地域において、地域住民の移動環境や物流を確保するため、自動運転サービスの実証実験が行われるなど、実用化に向けた研究・検証・開発が進められています。

超小型モビリティ

軽自動車の規格を満たす乗車定員2名以下、など一定の基準を満たす自動車で、国の認定を受ければ公道走行が可能となります。国では、低炭素化に向けた取組として超小型モビリティの普及を促進しています。

ICT(情報通信技術)

どこにいても働けるテレワーク、遠方でも診療が受けられる遠隔医療など、地域活性化、医療、農林水産業、観光、教育、防災等、様々な分野で情報通信技術の効果的な活用が模索されています。

小型無人機

災害時の空撮調査、オンデマンド型の物流、インフラの点検、農薬散布や農作物の生育状況管理など、人的対応の効率化等を図ることができる技術としての開発が進められています。

AI(人工知能)

手続きや窓口対応の効率化、高度な分析の自動化のみならず、人工知能を搭載したペット型ロボットが普及するなど、コミュニケーション分野での活用も広がっています。