コンパクトなまちづくりにあわせた掛け算のヒント
コンパクト化を通じたまちの再編
沼田町の基本情報
- 人口:3,145人
世帯数:1,524世帯
面積:283.35平方km
( 平成29年12月末日現在 )
取組の掛け算
- コンパクトなまちづくり
公共公益施設の集約
- 暮らしやすさの向上
生活の営みの確保
コミュニティ形成
官民連携で歩いて暮らせるまちづくりの実現を
以前7,000人程だった人口が現在は3,000人程度。そんな中でもまちのサイズが7,000人のままであり、3,000人に合ったサイズに転換する時期に来ていた。また町内の様々な施設が老朽化による建替えの時期を迎えていた。市街地の歩いて暮らせる範囲に医療福祉・買い物・住まいなど、生活に必要なサービスを集約することで雪国の課題を解決した。
地域医療と福祉・介護のワンストップ拠点の実現
平成29年10月にグランドオープンした「暮らしの安心センター」。「医療」「福祉」「介護」の3つの要素を1ヵ所に集約した。診療所の待合室は「まちの縁側」としてオープンにつくり、施設を抜けるなかみちに隣接してラウンジやライブラリー、カフェなどを設け、多世代交流の場ともなっている。
官民連携で中心市街地のにぎわい再生に取り組む
町内で唯一の生鮮食料品を扱うスーパーが撤退の意向を表明したことから、町・商工会・農協が出資したまちづくり会社が運営する新たな商業施設(まちなかほっとタウン)がオープン。スーパーマーケットやイベント広場、金融店舗、物産サービスセンターなどを設け、中心市街地のにぎわい再生に取り組んでいる。