まちに魅力やにぎわいを生む工夫をする
北広島市の基本情報
- 人口:56,856人
世帯数:28,302世帯
面積:119.05平方km
( 令和6年2月末日現在 )
取組の掛け算
- コンパクトなまちづくり
コミュニティ拠点の形成
- 暮らしやすさの向上
健康的なライフスタイルの推進
世界でも前例のないボールパークが地域のブランド価値向上につながる
2023年3月に北海道ボールパークFビレッジが開業し、新球場を核として商業施設・宿泊施設・マンション・認定こども園など様々な機能が集積した拠点づくりに取り組む北広島市。
「世界がまだ見ぬボールパークをつくろう」をスローガンに、世界的にも前例のないプロジェクトに取り組み、時代に合ったエリア整備と、近隣16市町村 や各行政機関 、 民間事業者との広域連携体制でボールパーク構想の推進と北海道の価値魅力向上を目指してきた。自然やスポーツに親しむ機会が身近にある健康的なライフスタイルの推進や、新たな産業集積、雇用拡大や起業促進、定住人口や交流人口の増加など、地域のブランド価値の向上につながっている。
様々な機能が集積し、波及効果を生み出す
新球場エスコンフィールドHOKKAIDOは日本初の開閉式屋根の天然芝球場。フィールドが一望できる球場内ホテル、世界初の球場内温泉とサウナ、世界初の球場内クラフトビール醸造レストラン、遊び場やショップなどがあり、スタジアムツアーも行われるなど、試合の無い日も365日楽しめる。
Fビレッジ内には、「食と農業」の魅力や可能性を学ぶ農業学習施設、農園を利用した食育や球団と連携した保育を行う幼保連携型の認定こども園、日本最大級の子どもが楽しめる屋内外の遊び場、マンション、シニアレジデンス、グランピング施設、空中アスレチックなど様々な施設が集積し、相互に波及効果を生み出している。
ファイターズとの官民連携の推進
北広島市と球団はパートナー協定を結び、特別講師の招待や指導などの学校教育との連携、健康づくりや福祉分野での連携、市内照明等へのファイターズフラッグ掲出など多様な形での連携事業を推進している。
北広島市は総合計画でボールパークを核としたまちづくりの推進を基本構想のひとつに掲げ、Fビレッジのエリアマネジメントを担う球団とともに、官民連携のまちづくりを進めている。