暮らしやすさの向上にあわせた掛け算のヒント

子育て環境を整備し、移住・滞在者を増やす

北海道厚沢部町

「保育園留学」により、新たな移住・滞在のかたちを提案

キーワード: 保育園留学移住・滞在遊休資産の活用

厚沢部町の基本情報

人口:3,258人
世帯数:1,766世帯
面積:460.58㎢
( 令和7年1月末現在)

取組の掛け算

暮らしやすさの向上
移住・定住促進
暮らしやすさの向上
子育て環境の整備

地域と子育て家族をつなぎ、未来をつくる親子ワーケーションをコンセプトとする「保育園留学」

厚沢部町(あっさぶちょう)は、北海道の南端、渡島半島の日本海側、檜山管内に位置する農林業を基幹産業とする町。安全で安心して暮らせる、個性豊かで活力に満ちた「世界一素敵な過疎のまち」の実現を目指す中、令和3年から全国に先駆けて、地域と子育て家族をつなぎ、未来をつくる親子ワーケーションをコンセプトとする「保育園留学」を展開し、ライフステージに合わせて地域に住む選択肢を提案している。
子どもは、「都市部にはない大自然のなかで幼少期に刺激的な環境に触れ心身ともに健やかに育てる」、家族は、「地域の遊休資産を活用し、一時的に住みながら・働きながら豊かな子育ての選択ができる」といったことを提供しており、子育て家族が、認定こども園「はぜる」へ通園しながら、1~2週間の移住体験、農作業体験を楽しむことができる。
また、子どもの医療支援の提供として、オンライン診療「キッズドクター」を導入している。

参加体験数は、令和4年が延べ208人、令和5年が延べ181人と盛況が続いており、令和5年には「地域づくり表彰」の地域づくり部門において、国土交通大臣賞を受賞している。

認定こども園はぜる
認定こども園はぜる
保育園留学の仕組み
保育園留学の仕組み
保育園留学がもたらす影響(実績)
保育園留学がもたらす影響(実績)