生活を支える取組にあわせた掛け算のヒント

コミュニティを育む拠点をつくる

新潟県見附市

歩くことを基本とした住んでいるだけで健やかに暮らせるまちの実現

キーワード: 健康まちづくり公共公益施設の集約遊休施設リノベーション

見附市の基本情報

人口:39,908人
世帯数:15,139世帯
面積:77.91平方km
( 令和3年1月1日現在 )

取組の掛け算

生活を支える取組
コミュニティ形成
健康まちづくり
コンパクトなまちづくりの取組
公共公益施設の集約
コミュニティ交通の充実

歩いて暮らせるスマートウエルネスシティへの転換

見附市は超高齢化・人口減少社会において持続できるまちづくりの実現に向け、社会保障費が社会インフラに影響を及ぼす可能性も考慮し、平成15年度から健康施策を市の最重要施策として取り組みを進めている。
「歩いて暮らせるまちづくり、住んでいるだけで幸せに暮らせるまちづくり」を掲げ、健幸なまちづくりを実現するために、コンパクトシティの形成を進めてきた。外出したくなる施設の創出と、市民や民間企業の知恵を加えた集約、アクセスしやすさ等により、医療費や介護給付費の抑制につながっている。

ネーブルみつけ

健幸なまちづくりの拠点の創出

市民交流センター「ネーブルみつけ」は、空き店舗となっていたスーパーを市が取得してリノベーションした。
コンセプトは「用がなくても立ち寄れる場所」。筑波大学と連携した健康運動教室の拠点、子育て支援センター、物産直売所、学習室など様々な機能を集約、年間約50万人が利用している。
また、みつけ健幸の湯「ほっとぴあ」は 、商店街に交流拠点としての銭湯の伝統を再現、ノウハウのある民間事業者が指定管理者となり、良質なサービスを提供している。その周辺では飲食店などの新規開店が相次ぎ、空き店舗対策の効果も出ている。

ネーブルみつけにあるいきいき健康づくりセンター

公共交通網の再整備と快適な歩行空間の整備で、過度な車依存からの脱却

市街地の主要な部分をコミュニティバスで結び、利用者は年々増えている。
一方郊外集落ではバスを走らせることは財政的に難しいため、デマンドタクシーと、地域コミュニティ組織に無償で貸与しているコミュニティワゴンを無償運行することで郊外からのアクセスも担保している。
快適な歩行空間としては、歩行者と自転車を優先とした道路構造や路面表示、ウォーキング・サイクリングコースの整備、また各所に健幸ベンチや健康遊具を設置し、歩く楽しみを演出している。

コミュニティバス、コミュニティワゴン、デマンドタクシー