北海道鹿追町における「北の住まいるタウン」の取組

交流や学びの場の提供が、移住・定住促進につながる

鹿追町では、昭和62年から、山村留学制度を導入し、鹿追町自然体験留学センターで、全国から多くの留学生を受け入れています。

子どもだけの留学や親子での留学もあります。

子どもが卒業しても親が残るケースや、小学校のときに鹿追に留学し、いったん中学校進学で外に出るが、高校受験の時点で戻ってくるケース、親が鹿追町に住んで、その子どもが働くタイミングで戻ってくるケースなど、山村留学を経験した人が、移住や定住の促進に一定の成果をあげています。

また、女性対象の農業研修を行う「鹿追町産業研修生制度」を設けており、毎年10人程度の募集を行い、酪農研修は1年間、畑作研修は7ヶ月間実施しています。

研修終了後、研修先の農家に従業員として残ったり、別の農家で働くなど、おおむね半数の人が地域に残る成果が出ています。また、町内で結婚する人もいるため、この制度も、移住や定住の促進に一定の成果をあげています。

山村留学中の子どもたち
山村留学中の子どもたち

「北の住まいるタウン」モデル市町村

目次

当別町における取り組み

当別町における平成30年度以降の取組と今後の展望

鹿追町における取り組み

鹿追町における平成30年度以降の取組と今後の展望