平成30年度以降の取組と今後の展望

地域商社による道の駅の運営と、民間活力を生かしたまちづくりの推進

平成29年9月には「北欧の風道の駅とうべつ」が開業し、大幅な交流人口の増加が図られ、町内での消費力向上につながりました。地域商社「株式会社tobe」が道の駅と直売所の運営や特産品開発などを手掛け、商工業の連携による6次産業化や観光の拠点として取組が進められています。

企業誘致も進められ、令和2年3月には道の駅隣接地に農業法人がハウスによるいちご農園を開業しました。情報通信技術(ICT)を活用した栽培技術で、通年収穫が可能です。コロナ禍で延期していた観光農園は令和3年1月から開始され、新しい観光スポットとなっています。

平成29年9月には市街地機能の再生とまちなかの賑わい創出に取り組む「当別まちづくり会社」が設立され、地域の人や店舗の魅力を伝えるマップやウェブメディアの制作、空き店舗を拠点としたクリエイターによるまちづくりに関わる新しい事業への取り組み等、さまざまな事業を展開しています。

また、太美市街地や道の駅周辺には公民連携の新駅設置が予定されており、新たな交通結節点機能の整備や人の呼び込みにつなげる取り組みを進めています。新駅設置に伴うポテンシャルの向上により、既存市街地や道の駅と連携した「新しいまちの顔づくり」として、民間活力を生かしたまちの賑わいづくりが進められています。

地域商社による道の駅の運営
地域商社による道の駅の運営

「北の住まいるタウン」モデル市町村

目次

当別町における取り組み

当別町における平成30年度以降の取組と今後の展望

鹿追町における取り組み

鹿追町における平成30年度以降の取組と今後の展望